HTML-LINT RANKING Front Page
最終更新: Mon Jan 15 12:25:06 2001
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このページは何か
日本国内の各種組織のWebサイトに対して、Another HTML-lint [0]を用いて採点した結果のランキングを提供するページです。
このページは、日本XMLユーザーグループ [1]の川俣晶 [M]が作成しています。Another HTML-lintの作者はk16さんです。本ページは、川俣晶の責任において公開しています。苦情などをk16さん宛に送らないようにお願いいたします。しかしながら、Another HTML-lintという素晴らしいソフトを作成されたk16さんにビールをおごる [2]ことを禁止するものではありません。感謝の気持ちがある人は、どんどんおごってあげてください。また,山下繁行 [Y]さんより,このページのHTMLの規格適合度の改善をしていただくと共に,スタイルシートを作成していただきました。感謝すると共に,もしこのページに何か問題があったとしても,川俣が掲載時に何か間違いを犯した可能性がありますので,山下さん宛に直接苦情を送らないようにお願いいたします。
最新のランキング
最新のランキングはこちら [3]。
以下に、より良いサイトを構築するためのヒントを書きます。ランキングの点数だけでなく、一般的なヒントも含みます。
サイト作成の発注担当者向け
- HTMLには品質があるという認識を持ちましょう。
- HTMLの品質を判定する手段を持ちましょう。(例:Another HTML-lint [4], HTML Validation Service [5], W3C CSS 検証サービス [6])
- 自分のパソコンで綺麗に表示されるだけで納得しないようにしましょう。
- できる限り多くの種類の機器で試しましょう。世の中にあるのはWindowsパソコンだけではありません。InternetアクセスできるとしているPDA、ゲーム機、ワープロ専用機などもあります。それらを使って、あなたの組織のサイトを見に来る可能性は否定できません。
- できる限り多くの種類のソフトウェアで試しましょう。同じWebブラウザでも開発元が違えば動作が変わります。同じ開発元でも、バージョンが0.01変わるだけで動作が変わることがあります。(ただ表示しただけでスクリプトエラーになるサイトも珍しくありません)
- 特定Webブラウザの特定バージョンでのみ閲覧を保証する、という方法もありますが、見に来るお客様にマイナスイメージを与える可能性があることを認識しましょう。
- 検収テストに使用できる機器をなるべく多種類確保するように努力しましょう。予算が付かない場合は、いろいろな機器を所有する人と友達になっておく、という方法もあり得ます。Webブラウザのバージョン違いをテストするには、一つのパソコンに複数のOSをインストールするソフトなども活用しましょう。
- すべての機器とソフトの組み合わせでテストすることは現実的に不可能です。テストしていない組み合わせで上手く行くかどうかは祈るしかありません。ですが、W3C標準に適合させておけば、万一、あなたのサイトで問題が発生しても、原因はW3C標準に適合したサイトを正しく表示できない機器を製造した方にあると言い切れます。標準に適合させるというのは、「あなたが最善の努力をしていて仕事を怠けているわけではない」と言うことを明確に示す拠り所になります。
- 身障者などのアクセスを可能とするアクセシビリティに関する認識を持ちましょう。W3CのWeb Content Accessibility Guidelines 1.0 [7], 日本語訳(ZSPC訳 [8], 加藤泰孝訳 [9])
- アクセシビリティは身障者のためだけのものではありません。いろいろな事情で、制限されたデバイスでアクセスしてくる健常者のためのものでもあります。携帯情報機器や旧世代の機器は、いろいろと制限が付いて回るものです。それらの利用者を、お客様としてきちんと受け入れることは、組織の対外イメージと結びつきます。
- 特に、「障害者に優しい」ことを組織のイメージとして打ち出しているなら、アクセシビリティは最優先で配慮すべき問題です。
- 実際に、遅い回線、狭い画面、モノクロの画面、不自由な入力デバイスなどでアクセスしてみましょう。その結果、ストレスが溜まるようなら、お客さんもストレスが溜まるのです。
- 世の中には、入門書を囓った程度で、Webデザイナーを名乗る者が多くいます。発注先は慎重に選びましょう。特に安くて派手なサイト作りをするデザイナーは要注意です。なぜなら、きちんとしたサイト作りには、それなりのコストが掛かって当たり前だからです。安すぎるデザイナーに発注すれば、結局「安物買いの銭失い」になりかねません。また、派手なデザインばかりアピールする業者は、本質的な技術力が無いため、デザインをアピールするしかないと考えられます。本物の技術力があれば、W3C標準への適合度や、アクセシビリティなどもアピールしてくるはずです。
Webデザイナー向け
- まず、上の「サイト作成の発注担当者向け」を読んで下さい。本来、このような観点からWebサイトの作成は発注されるべきものであることを認識しましょう。
- W3CのHTMLの仕様書を読みましょう。HTMLの入門書は嘘が多いので、これを信用してはいけません。
- HTML仕様書通りにHTMLを書いておけば、何か問題が起きたとき、自分の責任ではないことを示すための根拠になります。
- 市販のHTMLエディタ(オーサリングツール)には、HTML仕様書に違反したHTMLを生成する製品もけっこうある、という事実を認識しましょう。HTML仕様違反が知られているソフトを使用してサイトを構築し、その結果として障害が発生した場合、デザイナーは大きな責任を背負わされる可能性があります。(これは製品のバージョンごとに状況が変化しますので、特定製品に関する情報は述べません)
- このような状況から自明ではありますが、「HTMLを知らないWebデザイナー」は、現在の実状から見て、プロとしてはあり得ないものです。たとえツールを使ってページを書くことはできても、万一障害が発生したときに、原因の調査ができません。
- サイトの読者は人間だけではないことを認識しましょう。実際には各種ロボットが巡回してきます。ロボットは画像やフラッシュを解釈しませんから、ロボットに読んで欲しい情報は、必ず文字として書きましょう。
- HTMLは本来、文書の構造を記述する言語です。たとえば、h1をトップレベルの見出しとして使用することで、「見出しだけから検索する」というような機能を実現できるように作成された言語です。しかし、h1を文字を大きくするために使っているサイトも多く、h1だけから検索しても意味のある結果が出てきません。ですが、本来はそのような使い方を可能とすることがHTMLの理想型なのです。たとえ理想が実現できないとしても、それが本来の理想であると言うことを認識した上で、HTMLを書きましょう。そうすると、本来の思想に沿った正しいHTMLつまり減点されにくいHTMLとなります。
経営者・人事担当者向け
- Webサイトは企業の顔であり、出来が悪ければ企業イメージに影響するという認識を持ちましょう。
- Webサイトの担当者には、必要な専門知識があるという認識を持ちましょう。誰でも命令すればすぐに担当者になれるというものではありません。パソコンマニアならできるという仕事でもありません。
- Webサイトの担当者には、必要な知識を学ぶ時間を与えましょう。
- Webサイトの品質を維持するためには様々な機器やソフトによるテストが不可欠です。そのための予算と時間を、できるだけ与えましょう。
- 自社のWebサイトを見るときは、自ら利用者の気持ちになってみましょう。利用者は、企業ピーアールをわざわざお金を払ってまで見に来るわけではありません。誰も社長の挨拶など見たくないのです。それよりも、見に来る利用者を顧客として取り込むにはどうするか。既に顧客になっている利用者には、どのようなアフターサービスを提供するかを考えましょう。
- 顧客を大切にすると言う意味で、どんな機器やソフトからアクセスしても見えることを重視しましょう。また、身障者も大切にするのも一つの見識です。
© 川俣晶 [M]